高校生まで続けていたピアノを、また再開したいと当教室に来られた主婦のSさん、もう十数年レッスンに通ってくださっています。
Sさんは、ピアノ以外にフラダンスも習っておられて、パンやお菓子作り、薬膳やお茶の指導資格まで持っておられる、大変パワフルで多才な方です。
家事や子育てで忙しい時も、ご自分のペースでコツコツと練習を積まれて、ピアノの技術はもうベテランの域です!
まさに、“継続は力なり” “努力は実を結ぶ” を実証されている方です。
今までに仕上げた曲は、古典のバッハから近代のドビュッシー、ラヴェルまで、一体何曲になるでしょう!
発表会で弾かれた曲も、リストのため息、ショパンのスケルツォ2番、バラード1番、4番、バルカローレ、シューマンの謝肉祭、クライスレリアーナ、ブラームスの間奏曲、など・・大曲ばかりです。
いつも私の講師演奏の前に、大人の魅力あふれる素晴らしい演奏で、生徒さんのとりを飾ってくださっています♪
先日のレッスンから、今度の発表会に向けて、フォーレのワルツ・カプリス1番をスタートしました。
爽やかなメロディーが、左から右へ流れるように受け継がれる、とても美しい曲です。
先週のレッスンでは、両手間でメロディーが柔らかいラインを描くように弾くことや、フレーズの頭で手首を抜くことなどを練習しました。
発表会では、ソロだけでなく、ご家族やお友達など、お好きな方と連弾も楽しんでいただきますが、今回Sさんと私との連弾で、子供達も楽しめるアップテンポな曲を考えています。
とっても楽しみです!