仕事と子育てが忙しく、しばらくレッスンをお休みされていたRさんが、先日久しぶりにレッスンを再開されました。
Rさんは、小さい時からずっとピアノを辞めずに続けておられて、一生ピアノを弾き続けたいとおっしゃっています。
「弾きたい曲があるので、それを練習してきます。」と言って練習してこられたのは、なんとツェルニー50番!
ツェルニー50番は随分前に中断したままだったので、ずっと心残りだったということもあるそうですが、ツェルニー50番がお好きなんだそうです。
今はリハビリ期間なので、ゆっくりめのテンポで、一音一音大切に、とても丁寧に弾いてこられました。
久しぶりのレッスンということもあり、手首の動きがとても硬くなっていましたので、もっと自然に手首を使って弾くことを練習しました。
手首の動きが柔軟になると、音の響きも柔らかくなります。
手首を意識して使うことは、ピアノ演奏のレベルアップには欠かせません。
レッスンでは、手首の使い方、脱力法なども指導していきますが、これがマスター出来ると、音色や響きを変えられるようになり、演奏にぐっと深みが増します。
さらに演奏技術を磨いて、ピアノの奥深い魅力を味わいながら、生涯ピアノを楽しんでいただきたいです♪