「ピアノにはまず読譜力が絶対必要!」
数ヶ月前にご入会いただいた小学1年生のA君は、他の教室で2年ほど習っておられて、当教室に来られました。
活発なA君はすぐに打ち解けてくれて、体験レッスンも楽しんでくれたようで、「レッスン楽しかった〜、習いたい!」と即決してくれたそうです♪
体験レッスンでは、まず、今まで弾いていた曲を一曲弾いてもらい、次に、基礎力がどのくらいついているかを確認するため、簡単な曲を初見で弾いてもらいました。
するとA君は、音を一音一音数えながら読んでいて、殆どの音符がきちんと覚えられていないことがわかりました。
また、口頭では音符の長さや記号などしっかり答えられるのですが、実際に弾いてもらうと、音符の長さは曖昧で、スラーが付いているのに音を切って弾くというような状態で、楽譜通りに弾けませんでした。知識はあるのに、残念ながら、基礎力や読譜力がついていませんでした。
読譜力が付いていない状態でこのまま進んでいっても、必ず挫折してしまいます。
読譜力はピアノを続けていく上では欠かせないため、まずは音符を覚えることから再スタートすることにしました。
音符の覚え方を一音ずつ説明すると、見事すぐに覚えてくれましたよ♪
音符の読めないお母さんも、「とてもわかりやすくて、私も一緒に楽しんで覚えられます!」と喜んでくださいました。
それからは、お母さんも一緒にカードをしてくださり、ピアノも毎日少しずつ頑張ってくれていて、色々な基礎力が着実に付いていっていることがレッスンで感じられるようになってきました。
私にとって、レッスンで生徒さんの小さな成長が感じられることがとても嬉しいです💕
音符カードはもう完璧に出来るようになりました!
前のやり方が染み付いていることもあり、譜読みの時はまだちょっと迷うこともありますが、この調子でいけば、必ずマスターできるはずです!
A君が素敵なピアノ男子に成長してくれる日を楽しみにしています✨